プロメテウスの由来

 垂直軸型風車(ジャイロミル型)には多くの長所がありながら、起動風速が高く水平軸型風車(プロペラ型)に比べて低風速域での実用性がないため、これまでプロペラ型が風力発電機の代名詞となっていました。
 しかしこの新しい垂直軸型風車は、同クラスのプロペラ型風車よりも低い起動風速で回転を始め、高い回転トルクを発生します。この風車のプレードにエンジンと胴体、尾翼を取り付ければ飛行機として飛行が可能なほどです。
 このプロペラ型に対抗できる無限の可能性を持った翼に『プロメテウス』と命名しました。

特長

●風向きに関係なく回転します。
●翼の内側で風を受ける抗力(押す力)により、微風で回転を始めます。
●まわり始めると、向かい風による翼の揚力を利用して、回転が加速します。
●抗力と揚力という両方の風の力を利用するため、安定した回転を継続します。

 
〈日本特許:第3996945号〉
米国・カナダ・EU・豪州など海外特許
  〈風車を上から見た場合のイメーシ図〉

発明者

大誠テクノ株式会社 技術顧問
発明者 博士(工学)
野口常夫(1945-2012)
1970年、日本大学理工学部理工学部機械工学科航空専修コース木村研究室を卒業。卒業後、理工学部木村研究室に勤務。
1973年から私学振興財団(当時)の在外研究員としてワシントン大学に客員研究員として派遣され、ボーイング社の短距離機の風洞実験や評価、NASA、セスナ社、ノースロップ等の研究開発中の航空機の風洞実験に参加。その後、日大理工学研究所を兼務し、1996年に日大を退職。日本航空学園航空研究所所長、日本航空大学副学長などを歴任、航空科学評論家として活動を開始する。2001年航空運用システム研究所を設立。1985年からは読売テレビ「鳥人コンテスト」の解説者兼審査員を務め、マスコミでもその活動が知られている。著書に『飛ぶ−人はなぜ空にあこがれるのか』『だから、飛行機は飛ぶ(中高校生のための航空科学シリ−ズ )』ほか。


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